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カテゴリ  IC 1/16

IC#77

ナナリーを探すジークフリードが、トウキョウ租界にぽっこり開いたクレーターに立つ1人の少年の見つけた。ジェレミアがその姿を拡大すると、白いデヴァイサースーツを着た枢木スザクであった。彼の瞳は後悔と罪の色をしていた。ジェレミアがスザクのそばへと降り立ち、横に並ぶ。スザクはジェレミアの方を見なかった。「・・・昔、私は君に助けられたことがあっただろう?その礼を伝えたかっただけだ。しかし・・・フフッ。奇妙な...

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IC#76

ライはロロが指定した場所に来ていた。今の状況でランスロット・クラブに乗っての移動は厳しすぎる。ブリタニアのエンジェルズ・オブ・ロードが敵方の黒の騎士団のゼロの元を訪ねるのだ。きっとバレたら反逆罪だけでは済まされない。ライは慎重に慎重を重ね、茂みに身をかがめながら迎えを待っていた。不意に空から現れたのは、一機のナイトメア。その機体はサザーランドジーク・・・。コクピットから降りてきた人物を見て、ライは...

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IC♯75

トウキョウ租界が消え去って数時間後、自身のナイトメアと共にリリィとライは、ちょうど空が明るくなり始めたころ、エリア7を発った。2人のコクピットの中には、整備士の3人が分かれて乗っている。リリーナの指示だった。トウキョウ租界がやられた今、少しでも人手が多いほうがいいだろう。特に、ナイトメアが整備できる整備士は必要になるだろう・・・と。リリーナはシュナイゼルに肩入れするようで嫌だったが、そんなことは言っ...

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IC♯74.5

これは私が、クイーンリリーナとしてデビューし、少し人気が出てきた時の話だ。その時はまだ、本当に小規模なコンサートや、フェスの脇役ゲストとして呼ばれるくらいの私であったが、なぜかあの時私は、エリア11・・・その当時は日本と呼んでいた国の、とあるパーティーで歌うことになった。まだそこまで名前が売れていないにも関わらず・・・だ。あれは何のパーティーだったかは思い出せない。けどその中に、1人だけ有名人がいた...

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IC#74

何度電話をかけても、彼女たちは出ない。リリーナの焦りが次第に不安へと変わる。(もしかしてあの子たち、生身で戦ってるんじゃないでしょうね!?)昔からこんな風に待つのが嫌いだった。その気の短さをどうにかしなさいと、よくクラエスに笑われたことを思い出した。こんな風な世界になるのなら、クラエスが突然いなくなると知っていたなら、歌手なんかにならなかったのに・・・。歌手になりたかったのは、クラエスやリリィが自...

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