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#47 ラストバトル

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美和を送り届けてから、黒塗りのリムジンは来た道を戻って行く。静かな車内であったが、アイギスがぽつりと呟いた一言に、美鶴も真田も顔を上げた。「美和さん、嬉しそうでしたね。もう、ここが彼女の居場所なのかもしれません。」寂しそうにするアイギスに、美鶴は小さく笑ってみせる。「違うさアイギス。本来、ここが美和の居場所なのさ。彼女はホームに戻ってきただけだ。12年の時を経て・・・な。」美鶴が窓の外を見る。ちょ...

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#12 わたしとわたし

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旅館を継ぎたくない。自由に生きたい。ここから出たい。助けて・・・助けてよ。誰か私をここから連れ出してほしい。それは私の心の底からの願い。私はずっと、もう一人の私を押さえつけていた。それはいい子でいなきゃいけなかったから。頭がよくて、聞き訳がよくて、そして誰にでも好かれること。いつしかもう一人の私は、悲鳴を上げた。真っ赤な炎が上がる中、少年たちは武器を構えてその炎を見るだけ。炎が牙を向いたとき、コロ...

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#11 心の内から叫ぶもの

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雪子救出隊は今日もジュネスの家電売り場から異世界へと進入する。本当は干渉してはいけない世界だった。けれども、誰かがこの世界に干渉している。それを止めなければと、美和は思う。このままこちらの世界が膨れ上がってしまったら・・・。あの恐怖と悲しい出来事を繰り返してしまうかもしれない。ズサリとシャドウを切り落とす。敵は煙となって消え去った。「もう!どこまで行けば雪子のところへたどり着けるのよ!」すらりと綺...

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#10 不安と焦り

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幾千の星と深い闇の中で、輝く光がある。彼が奇跡を起こした場所に美和はいた。あの時見た、奇跡の瞬間。彼が指を上げた時、彼女は叫ぶ。「せんぱいっ!」彼がこっちを見て言った。「イ  ザ  ナ  ミ  。」ピピピピピ・・・・・・美和は掛け布団を蹴飛ばして跳ね起きた。目覚まし時計が5時をさし、いつもの聞きなれた音を発している。彼女はベッドの下に落ちた掛け布団を引っ張り上げ、ため息をついた。最近この夢をよく見...

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#9 自分との絆の力

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あんたなんか、あたしじゃない。千枝は全力でもう一人の自分を否定した。それに合わせて、シャドウ千枝はだんだんと力を増していく。その力を前に、千枝本人は意識を失った。本物の千枝がシャドウ千枝の存在に押されている証拠。黒い光が飛び交い、そして現れたもうひとつの邪悪なる存在に、燕たちは唾を飲んだ。 「これがもう一人の里中なのか・・・?」 あまりの邪悪さに、陽介は呟いてしまう。自分だって同じことを経験したし、...

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