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2017.09.16  IC#57 <<16:55





戦闘が始まった。
ギアス教団とは、ギアスを研究している機関である。武装集団ではない。ゆえに、黒の騎士団による一方的な虐殺が始まった。
そんな中、ライはランスロット・クラブでルルーシュに付き従っていた。聞こえるのは人々の悲鳴と、銃声音と爆発音。見えるのは飛び散る血しぶきと次々に倒れる研究員たち。

「やめろ・・・やめてくれ。」

忌々しいあの記憶が蘇る。
8年前の戦火。自分達が行った仕打ち。あれと同じだ。ライはランスロット・クラブの操縦レバーを握ったまま、大きく叫んだ。

「やめろよ!もう、いいだろっ!」

瞳が赤く染まる。そこに浮かぶのは、ギアスのマーク。悲痛に叫んだライの近くで、ナイトメアに乗ったルルーシュはただただ笑っていた。

(フフフフフ。V.V.を追い詰めた以上、あとはロロの機体に仕掛けた爆弾を作動させるだけ。勝利への弔いとして、ロロの命を捧げてやる。償わせてやる!)

そんな時だった。壁を破って現れた機体に、ルルーシュとC.C.、ジェレミアが驚きの声を上げる。オレンジ色の丸い機体・・・ジークフリート。ライはその機体を見て、目を細めた。まがまがしい感じがする。そしてそれは、彼が探していたもの。その口から真実を・・・聞き出す。

「V.V.・・・・・。」

小さく呟いたライの言葉と同時に、みんな一斉にV.V.への攻撃を開始した。しかしジークフリートの装甲は固く、さらにさまざまな攻撃を全て弾いてしまう。
V.V.がルルーシュの機体を追いかけ、C.C.が助けようとするも、ルルーシュはダメだと怒鳴った。彼の狙いはC.C.であるのだから。ルルーシュはここで共犯者を失うわけにはいかなかった。
ルルーシュの次に、ジェレミアが相手となる。ジェレミアは仕える忠義はマリアンヌにあると語った。その名前に、V.V.が反応し瞳を鋭くする。「お前まで、その名を口にするか」と。

「ロロ、なんとかV.V.にとりつけないか?」
「でも、V.V.相手じゃギアスは聞かないし・・・。」
「取り付くだけでいいんだ。あとの策はある。」
「うん、やってみるよ。」

ジェレミアがV.V.と戦っている頃、ルルーシュはロロにそう告げた。
兄思いのロロは、なんとかやってみようとジークフリートめがけてヴィンセントを動かした。
ルルーシュの言うあとの策とは、ジークフリートにヴィンセントが取り付いた瞬間、ヴィンセントに仕掛けた爆弾を爆発させること。ロロもろとも、V.V.を葬り去る・・・。
ルルーシュは起動装置をぎゅっとにぎりしめた。ロロがV.V.の機体に攻撃を仕掛ける頃、一つの白い機体が、ヴィンセントの前に立ちはだかった。

「にい・・・さん?」

驚いて、ロロはライへ話しかけた。画面に映る兄は、少しだけ笑っていた。その瞳には、ギアスのマーク。

「ロロ、僕は少し、V.V.に話があるんだ。だからお前の代わりに僕を行かせてほしい。」
「でも・・・・っ、ルルーシュが・・・」
「いいから僕を行かせてくれっ!」

普段優しい口調の兄が、鋭い瞳でそう叫んだ。画面には、ロロの知らない兄の姿が映っている。ロロは息を飲んだ。
「兄さん……」と呟けば、小さく「ごめん。」と返ってきた。そのまま、ランスロット・クラブがヴィンセントに背を向ける。

「ロロ、もし僕が死んだら・・・・リリィを頼む。」

そう言い残した兄は、ジークフリートへと向かって行った。無線が切られる。ロロは機体をその場にとどめ、コクピット内で小さく言った。

「兄さん、僕さっき言ったよね。兄さんのことは僕が殺すんだって。だから・・・簡単に死ぬとか言わないでよ!」

そのままヴィンセントは、ランスロット・クラブを追いかけた。
V.V.は向かってきたランスロット・クラブを見て不敵に笑う。乗ってるのは、ライ・ルシフェル。
ギアスを所持してはいるが、ギアス教団には入っていないイレギュラー。そのギアスの力は誰よりも強く、いくつものギアスを所持している。

「まさか君が出てくるなんて思ってもみなかったよ、ライ・ルシフェル。」

ライと対峙するV.V.。ライはためらわず口を開いた。

「ずっと僕は、過去の記憶なんてどうだっていいと思っていた。どうしてエリア7の研究施設で、強化人間として実験されていたのか。どうして僕は、ギアスを所持しているのか。記憶を失う前の僕は、何をしていたのか。過ぎたことを思い出しても、意味はないと思っていた。それはただの言い訳で、僕は本当のことを思い出すのが怖かっただけだったんだ。でも、それじゃいけないって気付いたんだ。過ちも全て受け入れてこその僕。だから僕は、真実を知りに来た。」
「なるほど・・・。けど残念だね。君にギアスを与えたのは僕じゃない。僕はただ、君を眠らせただけだよ?それは昔の君が望んだこと。君はね、逃げ出したんだよ!過去の過ちから!それなのに、ルシフェルなんて名前をつけてもらちゃって・・・っ」

ルシフェルには、『光を運ぶ者』という意味がある。
リリィと出会ったとき、名前以外を覚えていなかった彼に、彼女が与えてくれた名前。誰にでも、そうあってほしい。リリィはその時言った。しかし今のライには、その時の記憶がない。全て抜け落ちてるのだ。ギアスを使用した代償として支払った記憶だから・・・。

「君が光を運ぶ者?笑っちゃうよ。君はね、災厄を運ぶ者だよ!歴史にその名を刻むことが許されなかった人物!みんなを死に追いやった存在!お前は・・・・・」

そこでランスロット・クラブの後ろから、ヴィンセントがジークフリートへと切りかかった。
「ロロ!」とライが声を上げる。ロロは怒っていた。目の前で、兄が否定されることに。まるで兄が、悪者のような言い草。それが彼としては許せなかった。
新たなる登場人物に、再びV.V.が笑った。

「ロロ・・・。大切な兄さんを否定されて、ご立腹みたいだね。僕にギアスは効かないって知ってるのに、わざわざ向かってくるなんて馬鹿だね。ねぇロロ、君はね、失敗作だったんだよ?ギアスを使っている間、自分の心臓も止まってしまうなんて、いつ死んでも可笑しくない欠陥品さ。」

ヴィンセントの足が、ジークフリートによって切り取られる。それでもロロは諦めずジークフリートに取り付いた。
ライは焦りの声を上げて、ヴィンセントを回収しようとする。けれども、ランスロット・クラブもジークフリートによる電撃攻撃を受けた。二人の少年が、ナイトメアのコクピット内で声を上げる。

「ライ・・・にい、さん・・・・。」
「ロロ、お前は・・・欠陥品なんかじゃ・・・」
「兄さんだって・・・災厄を運ぶ者なんかじゃ・・・・・」

ランスロット・クラブとヴィンセントが手を取り合った時だった。ジークフリートの弱点に攻撃を加える人物が一人。その衝撃で、二つの機体はジークフリートから離れた。ルルーシュが「チッ」と舌打ちする。その瞳の先には、コーネリアがいた。

「V.V.と言ったか。この私を脆弱にして惰弱と侮ったな。」

今の攻撃で、ジークフリートの装甲が破損する。ルルーシュとコーネリアがジークフリートに銃を向けた。
ヴィンセントとともにあったランスロット・クラブも、ツインMVSを可変式アサルトライフルに変え、ジークフリートに照準を合わせる。

「ユフィの仇。そこで滅せよ・・・。」
「ごめん、リリィ。僕は彼を殺す。だって彼は・・・」
「ギアスの・・・・」


み な も と っ !

3方向から攻撃を受けたジークフリートは、一瞬にして爆発した。






正義のためだ。正義のためだぞ、わが魂よ。
だが清浄の星々よ、お前たちにその罪の名を明かすまい。
正義のためなのだ。
(シェイクスピア)





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