Welcome to my blog

25=10

ARTICLE PAGE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

嫉妬深いので大変なことになります

*小狐丸→弟 三日月→兄設定です!



(ぬし様は今日も、他の刀剣たちと仲良くしておる・・・)

朝起きて、居間へ行くとすでに他の刀剣たちが審神者の美和を取り囲むようにしていた。
加州は美和にべたべたくっついているし、三日月宗近はさりげなく、美和の髪をもてあそんでいる。
今剣は美和の膝に座って絵本を読んでいた。
そこに石切丸も現れて、「美和、着物のうしろの帯が曲がっているよ」と帯を直し始めるもんだから、小狐丸はそろそろ我慢の限界を迎えた。

「それは近侍である私の仕事じゃ。石切丸よ、そこをどけ。」
「おやおや。やっとお目覚めかい?何回も起こしたのに、小狐丸は全く起きないんだから・・・」
「お前は朝に弱いなぁ、小狐」
「・・・”丸”をつけて下さい、あに様。ぬし様もぬし様じゃ!この小狐がおるのに、なぜこやつらに好き勝手されておるのじゃ。」

赤い瞳でじとっと美和を見れば、彼女は苦笑を浮かべた。

「・・・・好き勝手と言われても・・・・。みんなと楽しく過ごしてるだけよ。」
「そうそう。お主が今の近侍でも、美和はみんなのものじゃぞ。なぁ、美和?本当にお主はかわいらしい・・・」

宗近が美和を抱き寄せ、ぎゅーっと抱きしめ頬ずりする。
もちろんそばにいた加州が怒ったが、それは彼だけではなかった。
「あに様・・・」と自分の兄である宗近をにらみつけながら、拳をわなわなふるわせる小狐丸。いくつもの青筋が立っていた。

(ぬし様もぬし様じゃ!あに様にああも頬ずりされて、なぜ嫌がらぬのじゃ!)

頬ずりを続ける宗近にぷつんと切れた小狐丸は、ぐいっと美和を引き寄せる。
彼女の膝から今剣がボトっと落ち、「きゃっ!」と美和は小さく声をあげる。
小狐丸の行動に、みんな反応できず唖然とした。
そんな彼らを冷たい瞳で見ながら小さく笑みを浮かべたあと、今度は美和をじっと見る。そのまま言葉を発した。

「この小狐、嫉妬深いゆえ、大変なことになりますぞ。美和殿・・・」

それだけ言うと、ひょいっと彼女をお姫様抱っこし、居間から出て行く。
美和の混乱する声と、小狐丸の小さな笑い声が廊下から響いてくる。
何が起こったのかを理解した他の刀剣たちは、すぐさま彼と彼女を追いかけるのであった・・・。





嫉妬深いので大変なことになります




ツイッターの創作bot様のお題です。

スポンサーサイト

- 0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。