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#01

俺たち刀剣たちが体を与えられ、心を与えられたのはなぜだろう?と疑問に思ったのは、時間遡行軍との戦闘中だった。
人間はなぜ、己の姿に似せたものを作り出すのだろう?
人形、ロボット、そして刀剣男士たち。審神者で、俺たち本丸の主である美和は、困ったように笑って言った。

『それは多分、人の姿をイメージしたほうが顕現しやすいからなんじゃないかな?』

でもそれは間違いだ。だって同じ人型をとってしまえば・・・

折れた時に悲しいだけじゃないのか・・・・?

自分の刀が相手の攻撃によって弾け飛ぶ。キーンと耳をつんざく音。肉が切れる音と、じわりとやってくる熱いような痛み。立ちはだかる時間遡行軍の獣のような瞳が俺を貫く。

「血で汚れるくらいならいっそ・・・・」

殺してくれたって構わないのにな。

俺は小さくそう呟いて、静かに目を閉じるのだった。写しの俺など、折れたところで誰が悲しむというのか・・・。
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