FC2ブログ

25=10

駄文だらけのサイト

スポンサーサイト

Posted by 桂樹 on  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

桂樹

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation.

うちの主はお強いの

Posted by 桂樹 on   0 

「時の政府主催の試合・・・?」

ぴくりと国広の眉が動く。隣に座っている三日月宗近はのんきにお茶を飲んでいた。
今この本丸の大広間には、ここで顕現されている刀剣男士たち全員が集められていた。そう数は多くない。だが、レベル的には他の本丸にも劣らない強さ。
その刀剣男士たちの目の前にいるこの本丸の主・美和が、再び言葉を紡いだ。

「そう。今度、本部で審神者会議があるんだけど、そのあとに数日間をかけて試合をするらしくてね。勝ったら報奨金が出るらしいわ。」
「時の政府にしては、奮発したなぁ。」

鶴丸が驚いたように目を開く。他の刀剣男士たちも報奨金と聞き、喜んでいる者や戸惑っている者さまざまである。
刀剣男士たちの強化、別の本丸の審神者の交流を兼ねた試合だという名目ではあるが、新しく見つかったただ一つの刀剣を、どこの本丸に預けるかを決めるために行う試合・・・などと陰で噂されている。

「その試合は、各本丸の刀剣男士の誰かが代表して戦うのかい?」
「レベルの差や刀の大きさの差も考えて、チーム戦ということになってるの。基本、近侍ともう一振、そして審神者の3人1チームでの参加・・・ということになってるみたいね。」
「え、ちょっと待って。それじゃあ主さんも戦うの!?俺たちみたいに!?」

鯰尾藤四郎がすたっと立ち上がった。彼の声に続いて、美和を心配する声がいくつも上がった。三日月宗近がお茶を飲みながら、はっはっは・・・と笑う。不思議そうに国広が彼に視線を向けると、小さく答えた。

「皆の者、美和を少し心配しすぎだな。そう心配しすぎていると、痛い目にあうぞ。」
「それはどういうことだ?三日月宗近・・・。」
「さて・・・な。知りたくば、美和と手合わせしてみることだな。」

それだけ言うと、宗近はまた静かにお茶を飲み始める。
同時に、美和の声が上がった。

「心配してくれるのはありがたいけど、その心配は無用かなぁ。・・・そうだ!みんな今日の午後は内番を中止して、修練室に集合ね!試合に向けて、みんなで手合わせしましょう!」

ぽんっ・・・と美和が手を叩く。彼女の言葉に、刀剣男士たちが一斉に顔を見合わせた。国広も例外ではない。宗近の様子を盗み見ると、彼は声を殺しながら小さくクックックッ・・・と笑っているだけだった。




スポンサーサイト

桂樹

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation.

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。